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8ヶ月使用したコードバンのお財布をお手入れする【傷を目立たなくする消し方講座】

スムースレザーってきれいに使い続けるのが難しいですよね。私が使用しているコードバンのお財布も約8ヶ月使用して、だいぶ傷が増えてきました。

こちらは新品時の写真

使い始めてから一度もメンテナンスをしてこなかったこともあり、内装も外装も傷だらけ。これでは可哀想と初クリームメンテナンスを行いました!

 

本日はメンテナンス前の状態からメンテナンス後にどのような変化をみせたのか、一緒に見ていこうと思います。

コードバンを日常使いするとどのような傷が付くのか、メンテナンスすれば、どこまで傷が目立たなくなるのか一緒に確認しましょう!

 


これまでの使用環境と状態

このお財布は2020年末に開催したパターンオーダー会でサンプルとして作成したミニウォレットです。外装にホーウィン社製シェルコードバン、内装にFlathorityオリジナルの国産水染めオイルコードバンを配した贅沢仕様となっています。

 

このお財布を以下のような環境で8ヶ月間使ってきました。

  • 商品名:pattern order wallet (PO-511)
    仕様:外装=シェルコードバン(ネイビー)
    内装=国産水染めオイルコードバン(ブルー)
    使用年数:8ヶ月
    使用環境:バッグの中に入れて持ち歩いていた

こちらも新品時の写真(内装)

会計のほとんどはスマートフォンで行っていたため、基本はバッグの中に入れて、現金支払いのときだけ取り出すといった使い方をしています。また、仕事とプライベートではバッグを使い分けているので、その際もバッグから取り出していましたね。

あまりハードな使い方はしていませんでしたが、8ヶ月使い続けたコードバンウォレットはどのような状態になったのでしょうか?

 

8ヶ月使用後の写真たち

 

ん~傷だらけ。

 

小キズや水染みのような跡が多く見られますね。特に内装のカード段はカードの抜き差しがあるので、擦れたような跡が複数確認できました。

コードバンはツルッとした表情が美しいレザーである一方、傷も目立ちやすいという特徴があります。メンテナンスを一切しないで使い続けると写真のような状態になるのは仕方ないのかもしれません。

ただ、高価な素材でもあるので、この傷は悲しい。どうにかきれいな状態まで仕上げたい。。。

 

さて、お財布の状態も確認できたので、ここからが本題です。

この傷だらけなコードバンウォレットをクリームメンテナンスしていきます。どこまできれいになるのか注目してみてください。

 


メンテナンスに使った道具と方法

 

メンテナンスに使った道具

まずはメンテナンスに使用した道具をご紹介します。

今回は誰でも真似しやすいように3つのアイテムだけでメンテナンスしてみました。

 

用意したアイテムは以下の通り。

  • ・コードバンクリーム
    ・馬毛ブラシ
    ・メガネ拭き(綿100%の柔らかい布で構いません)

 

以前、クリーム比較のブログを公開しましたが、その中でも登場したコードバンクリームを用いてお手入れを行いました。

コードバンクリームはワックスを主成分としているため、革の表面を整えるにはピッタリのクリームです。そんな特徴を持つクリームが傷にどこまで有効か楽しみですね!


コードバン専用クリーム (CB-003)

 

その他、馬毛ブラシとメガネ拭きはクリームを均しつつ、余分なクリームを除く役目を担っています。

なお、メガネ拭きは磨き作業ができる布であれば、何を使っても大丈夫です。私は自宅でレザーアイテムをケアする場合は、使い古した洋服の切れ端を使用しています。


革専用ジャーマンブラシ2(馬毛) (CB-005) ¥1,650(税込)

 

道具紹介はここまで。続いて、メンテナンス方法の詳細に移っていきましょう。

 


メンテナンス方法

お手入れは箇条書きできるほど簡単な方法を採用しました。その方法をご紹介します。

 

①指にごく少量のコードバンクリームを取り、お財布全体に薄く塗布する
②馬毛ブラシでお財布全体をブラッシングする
③ブラッシングを終えたお財布をメガネ拭きで磨く

 

たったのこれだけ。めちゃくちゃ簡単ですよね。①~③のステップで傷はどれだけ目立たなくなるのでしょうか?

最後にメンテナンスを行った財布を確認しましょう!

 


メンテナンスした結果【傷の半分は目立たなくなりました】

早速、メンテナンスしたお財布をご覧ください。

パッと見た印象はだいぶ変わりましたよね。傷だらけという印象は無くなったのではないでしょうか。消えきらなかった傷跡もありますが、だいたい半減したかな?くらいの見た目になりました。

外装のシェルコードバンにあった水染みのようなモヤは完全に見受けられません。これは嬉しい!

 

手入れ後のシェルコードバン

 

手入れ前のシェルコードバン。上部と左下部にモヤがあった。

 

こうして見比べてみると、違いは歴然。改めてメンテナンスの大切さを実感しますね。

また、副次的な効果として、ツヤ感の変化がありました。全体的にツヤが増して、より光を反射させています。

コードバンらしさが蘇ったようで、かなり好印象です。

色味については特に見られません。一度のクリームメンテナンスだけでは色味を大きく変える効果は無かったようです。

 

いかがでしたか?

総じて、かなり効果のあるメンテナンスになったかと思います。

カード段の傷もかなり効果がありました

傷は半減して、モヤもきれいになくなりました。小キズが完全になくなったわけではありませんが、十分きれいになったといえます。

 


最後に

Flathorityの商品ラインナップの中でも特に人気な2つのコードバンについて、クリームメンテナンスの様子をご紹介しました。人気なレザーだからこそ、お手入れ方法について気になっていた方も多いのではないでしょうか。

コードバンの傷跡について悩まれていた方はぜひ参考にしてみてください。

このお財布は引き続き使用していくので、エイジングレポートや他のメンテナンスも実践していこうと思います。

またの登場をお待ち下さい!

 


コードバンを用いたおすすめアイテム


Shell Cordovan Round Coin (FS-711) ¥26,400(税込)

 


Shell Cordovan Round Wallet (FS-709) ¥52,800(税込)

 


waterOil Cordovan Minimum Wallet (FM-710)  ¥33,000(税込)

 


waterOil Cordovan Pencil case (FM-712) ¥15,950(税込)

それでは、また~

2021.08.17 | 革
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