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【会心の出来?!】トートバッグのサンプルを初披露

 

最近は小物ばかりのリリースが多く、あまりバッグの新型が出せていないのですが今回なかなか良さそうなトートバッグがファーストサンプルとして上がってきました。

 

 

革はイタリアンシュリンクレザー(革の詳細)を使用し、内装はピッグスエードというフルレザーの贅沢な仕様。

 

 

かなりエレガントな印象で今までFlathorityには無かったタイプの仕上がりかと思います。

 

このサンプルもこれから若干の改良を施したセカンドサンプル、場合によってはサードサンプルを経て商品化へと進んでいくのですが、不思議なものでファーストサンプルの時点でほぼ完成された”顔”になっているバッグは製品化後に長い期間に渡り皆様に愛されるロングラン商品になる事が多いんですね。

 

 

初回サンプルからこの風格、、、いかがでしょうか。

 

期待が持てます。

 

シンプルなデザインですが、もちろん随所にこだわりが詰まっています。

 

一番のポイントはハンドル根革の手縫い部分。

 

 

こういうトートバッグのハンドルをよく見る事があるかと思いますが、使っていると必ずすぐにハンドルか独立出来ずフニャフニャと折れてきますよね。

 

それはハンドルと胴版の設置面ギリギリの箇所を縫い付けていないからです。

 

この部分はミシンでは縫うのは不可能なので通常空ステッチなどで対応するのですが、今回弊社では手縫いでガッチリ縫い付けています。

 

これによって消耗しやすいハンドルの強度が上がり、独立し続けやすくなります。

 

見た目上ほぼ変わりはありませんが、しかし使用上大きく影響のある部分に手間隙をかける作業は、鞄を何十年も制作してきたメーカーならではの計らいや拘りではないでしょうか。

 

その他にも様々なご紹介したいポイントがありますが、長くなりそうなのでまた次回にします。

 

 

社内の評判も上々ですが、まだファースト段階なので、ハンドルの長さや太さを微調整したセカンドサンプルをこれから制作していきます。

 

また進捗があればご報告させて頂きますので、是非是非今後の新作トートにご期待ください。

 

2020.10.21 | 商品
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